中津川ライドでニッチツ事業所跡

画像の説明

梅雨時で午後は雨の予報の中、道の駅大滝温泉に10時に到着。今回はガイド仲間だった川端氏が同行してくれた。

今回の目的地はニッチツの鉱山開発事業所跡の見学。昭和30年代には2000人の労働者が住んでいたがその後は縮小が続き数年前には完全閉鎖されている。大きな廃墟として有名なところでだいぶ前からここに興味があったが今回ようやく実現した。

大きなループ橋を登るのは二回目。2年前はこの先のもみじ湖まで走った。
画像の説明

今回はこの先にあるニッチツだ。もみじ湖からは順調に140号を進む。みどり湖の末端付近から中津川に沿った210号に入る。ここからは道の世界だ。斜度も緩やかで快適に進める。トンネルは多い。
画像の説明

秋の紅葉の時期に来てみたいところだ。調子良く進んで分岐すべきところを見逃して17号に進んでしまった。気が付かずに進むと奥にはこまどり荘という施設があった。キャンプ場と温浴施設があり車も数台停まっていた。こんな辺鄙なところに温浴施設があって驚いた。

ここを通過するとグラベル道になった。分岐から5kmほど進んだところで分岐を見逃したことに気がついたがここまでは走りやすい走って楽しいところだった。改めて5kmほど戻ってから本来に210号に戻った。

画像の説明 

秋には紅葉が楽しめそうな渓谷の道をどんどん進む。舗装されている。長く照明のないトンネルを抜けるとニッチソ事業所の看板が見えた。このへんから事業所の敷地になるのでしょう。

画像の説明

画像の説明 画像の説明

ところどころに建築物が見えてきた。数年前まで部分的に創業していたのでそれなりに新しい建物もあるがガラスが割れて朽ちかけている建物も多い。

画像の説明 画像の説明

更に進むと道の両脇には苔むした石垣が残っていた。ここには住宅が建っていたと思われる。
画像の説明 画像の説明

そして社宅と思われる建物。
 
画像の説明 

どの建物もガラスが割れて中には古材、家具類が散乱していた。退去するときに多くは片付けられたようで当時の生活の様子は残っていない。

画像の説明 画像の説明

ここまでの途中で一人のローディーに追い越された。彼はその後は戻ってこなかったのでおそらくこの先に進んで八丁峠、志賀坂峠まで進んだものと思われる。この先は度々起こる土砂崩れで車両は通行禁止になっているが落石等には自己責任で通行する自転車乗りもいるようだ。

ニッチツからの復路の途中でもみじ湖の南岸を通るルートに入った。前回のコースだ。ところがここに入った直後にこの先のトンネルは通行禁止である旨の看板を見落としてしまった。快適に湖岸のルートを走ること6kmのところでいきなりの通行禁止のしっかりとしたゲートがありトンネルの中は照明がなく真っ暗。強行突破も思い浮かんだがすぐに消えて戻ることにした。

改めて帰路につくと雨が振り始めた。予報通りだ。それほど強い振り方ではなかったのでそのまま走った。シャツとズボンは濡れたが久しぶりの雨中ライドが楽しかった。

道の駅に戻って着替えてからそばを堪能。

今回は二度もルートミスをしたがいずれも快適に走れて余計にサイクリングを楽しめて得をしたような気がした。起点からひたすら登りのルートだったが斜度はせいぜい5%くらいで楽しめるコースだ。秋に再訪してもいいと感じた。

コメント


認証コード2782

コメントは管理者の承認後に表示されます。