富士五湖チャレンジウルトラマラソン

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ウルトラマラソンは昨年6月にサロマ湖ウルトラを走った。小雨が降る中寒さに耐えながらの12時間余で100Kmを完走。辛さだけが残った。そして今回は快適な天気、素晴らしい景色、楽しい仲間との9時間余での71Kmだった。今回も同様に疲労の極地。でもそれ以上に楽しさが残った。

いつもはランニングチームの知人は誰も参加することがないようなマイナーな大会に参加することが多いので大勢で一緒に参加することがない。今回は参加者が10名余、それに応援の方々が5名ほどの大所帯でのスタートだった。出発するころは雲がかかっていて富士山は見えない。
この辺は今が桜の最盛期のようだ。

IMG_8332[1];スタート前 画像の説明;
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コースはまず河口湖の北辺を走って西湖に登る。この上りが最初の難所。広い湖が見えると気分が楽になる。爽やかな風が吹き気温もランニングには快適。明るい太陽のしたでこんな景色を見ながら走れることに幸せを感じる。

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ロングランの時、10Km、20Kmは肉体的にも問題なく走れる。疲れも感じずに楽しさだけを感じる。キロ6分くらいで快適に走れる。それが30Km、40Kmになると次第に疲れを感じ始める。快適に走るペースもキロ6.5分位に下がってくる。そして50Kmになるとかなりの疲労感。歩きたくなる。でも歩かない。この頃になると疲労感から来る辛さが走ることの楽しさを凌駕してくる。疲労感を楽しむという心境にはなれなくなる時期だ。

そんな気分を少しだけでも和らげてくれるのが各所にある補給ポイント、エイドステーション。この大会は主催者が用意する補給ポイント以外に参加者の所属チームや地元の有志が提供している補給ポイントが非常に多い。それも通常のマラソン大会で提供されるアメと水とと言った感じの小規模のエイドとは違って十分な食料が提供されている。ウルトラマラソンの場合こうした補給ポイントに滞在する時間が長いのでこうなるのでしょう。春の蝶が花から花へと移っていくように次のエイドを楽しみにしてのランニングだ。

画像の説明 我がチームの私設エイド 画像の説明 公式エイド画像の説明 画像の説明

西湖の北辺から次は精進湖を一周する。その後は西湖の南辺、そして河口湖の南辺を走る。この辺で50Kmになり辛さが始まる。

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この頃になると晴天が広がり富士山もきれいに見えるようになった。こうして写真を撮るゆとりがあるのがウルトラマラソンのいいところ。

キャプチャ3
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そして最後の難関は60Kmを過ぎた頃から続くだらだらの上り坂。延々と続く真っ直ぐな広い歩道をトボトボと走ることになる。ただ、目の前にそびえる富士山の眺望だけが救いになる。

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歩くまいと心に決めていたのに歩いた。65Km位から続く上りは2,3Km位歩いてしまった。前後を行く誰もが歩いていて心がくじけた。情けないけどこれが現実。

そしてようやくにしてゴール。総合的に楽しさが辛さを超えたいい大会だった。
キャプチャ1 キャプチャ
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