斑尾トレイルレース

画像の説明

斑尾高原を走る「斑尾フォレストトレイル」は極上のトレイルでした。ブナの林の中、ふかふかのトレイルは走っていてとても楽しかった。コースはアップダウンの少ないビギナー向けで距離も16kmと手ごろ。楽しい時間でした。来週のハセツネの前の調整のつもりで走った。

この大会は有名なトレイルランナーである石川氏がプロデュースしている。こうしたイケメン有名ランナーの名前をでると一気に女性ランナーの参加が増えるようだ。今回もショートの部は半数以上が女性。たいしたものです。そう言えば6月の戸隠も同じだった。

土曜日の5日に車で出かけるときは強い雨だったが長野に入るころはすっかりと晴れてきて秋の空になった。4時間ほどで会場に到着してすぐに受付をすませた。スキー場だ。6月の戸隠トレイルと同じイメージ。目の前に広いゲレンデが緑の絨毯のように広がる。青い空がまぶしい。
画像の説明

時間があるので近くの希望湖周辺を散策。何とも静かな所です。すでに明日のレースの為の案内板がでている。走り易そうなトレールが続いていて明日はここを走るとなると嬉しくなる。画像の説明 画像の説明

そして、夜は前夜祭。参加者、スタッフが集まっての食事。レースは早朝にスタートするので参加者はいずれも近隣のホテル、ペンションに宿泊するが朝晩の食事はここで食べることになる。宿は寝るだけ。大量の料理がアッと言うまに消費されるがアルコールも各種。戸隠の時はレースを午後にしてその後の後夜祭だった。このときはさすがにリラックスして参加者のアルコール消費もかなり多かったがこの日は控えめ。
画像の説明 画像の説明 画像の説明

翌6日はロングの50Kmは6:30に出発する。参加者はさすがに走りこんでいるようすが体に表れている。
画像の説明
ショートを走る我々は7:30スタート。例によってすぐに登りになるが標高差は300m弱。それを越えると見晴らしがいいゲレンデの上部に到達。
画像の説明
下るとそこは極上のトレイル。ブナ、杉の林の中は落ち葉とコケでふかふかのところも。岩がごろごろすることも、木の根が出ていることもない、実に走りやすいトレールだ。かつて参加したことがある「多摩川源流トレイル」も小菅村の森の中を走るが同じようなトレイルだ。ここと同じだ。走れる幸せを感じる瞬間だ。
画像の説明 画像の説明
画像の説明 画像の説明 画像の説明 画像の説明

今回は来週のハセツネの為に調整の意味で走ってみたがいざ走り始めると少しでも早くゴールしてみたいという欲求がでてくるしそんなに急いで走るよりもこのトレイルを少しでも長い間楽しみたいという矛盾した欲求がせめぎ合う。途中で写真を撮るにしてももう少し落ち着いて撮ってもいいはずが急いで安直な写真になってしまう。なんとも中途半端。

この日は小学生と思えるランナーが数人参加していた。親に連れられて参加したのでしょう。その小学生が早い。そして大人に負けたくないという競争心があるのでしょう。途中でその小学生の一人を追い越した。刺激したのかもしれない。その小学生はずっと後を追ってくる。こちらもちょっと意識して追い越されないようにスピードを維持した。最後の2Km位になってちょっと苦しいところでも後ろに足音を感じていた。意識していた。かれも何とか追いつこうとしているのかもしれない。最後にゲレンデの上の方にでゴールが見えた時少しだけ立ち止まって写真を撮った。その間に彼がすっと追い抜いて行った。追い抜きざまにこちらを除いた。こちらを意識ていたのを感じた。大人に勝った、と彼は感じたのかもしれない。
画像の説明
こちらは何事もなかったように写真を撮ってゴールに駆け込んだ。楽しい2時間弱でした。

レースが終わってもまだ10時。時間があるので野沢温泉に行くことにした。1時間弱で到着。ここにはいくつもの共同風呂がある。このうちの一つに入湯。湯は透明、熱い。共同風呂で無料なので石鹸、シャンプーの類はない。その後は野沢温泉の街並みを散策。街は狭い通り、坂道、両側には土産物屋、旅館、スナック、、、、。一応の街並みになっている。古くからの温泉地であることが分かる。観光客もそれなりにちらほら見かける。なつかしい郷愁を感じる街並みでした。
画像の説明 画像の説明 画像の説明
さくっと温泉街を散策して帰途に。野沢温泉村に入る高みから見た田んぼがちょど刈入れの時期できれいだった。やっぱり日本の田舎は美しい。
いい週末でした。

コメント


認証コード3300

コメントは管理者の承認後に表示されます。